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劇作家:品田裕介、毎日記す。
演劇ユニット UMBRELLA 公式Web Site | http://umb2011.com

 

NEWS

20170816

CGであらゆる世界観が表現できるようになったのは

「実写」への執着があったからだと思うんですよね。

少し前までは、合成感が違和感になってしまっていま

した。でもそれは、仕方ないことだと受け入れられて

いたんです。だってしょうがないじゃんと。実際には

存在しないんだからと。

実際には存在しないものを映像作品にする場合、それ

を最も得意とするのはアニメーションです。なんでも

ありですからね、アニメは。合成を使った実写作品に

違和感を感じずいられるようになったのは、ここ数年

の話です。CGの歴史は、まだとても浅い。

「実写」への執着があったというのは、CGを使って

何かを表現しようとしたとき「それってアニメでよく

ない?」とか「アニメの方が向いてるんじゃない?」

という意見に真っ向から抗ってきたということです。

実写の中に何か特別な不思議が織り交ぜられているか

らこそすばらしいのだと。それでこそ映像表現だろう

とね。

すごい勢いで発達したCGも、ここから先は伸び悩む

だろうなあという気がしています。

そういう映像を仕事にしている人たちがどう感じてい

るかは分かりませんが、なんだかもう、辿り着く先は

フルCGしかないように思えるんです。つまり、実写

の撮影はしないで済んでしまうようになる。撮影日数

を削るということが、撮影における最も手っ取り早い

経費削減に繋がります。全部CGで済むなら、その方

がラクです。(もちろん、ラクになるまでにはまだま

だ時間がかかるでしょうけど、時間の問題です。)

ここにもお馴染みの壁です。

人間の仕事はどんどん機械に奪われていってしまう。

文句も言わず何時間でも働かせられる最高の従業員だ

ものね。いやまったく、かないっこありません。

 

実写にこだわっていたのは何の為だったんでしょう。

様々な分野で、そこに立ち戻る必要がありそうです。

SHINADA-NO-SHIRUSHI
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